家賃保証会社が求められる理由

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最終更新日 2024年4月2日 by hotelli

普及している連帯保証人サービス

生涯独身を選ぶ人が増えたり、家族や親族との縁が薄くなっている傾向が強くなっています。

そのため、マンションなどの住宅を借りるときに、保証人となってくれる人がいなくて悩む人が少なくありません。

また昔から保証人になることを嫌う人は多く、親族などに頼んでも保証人になることを断られることが増えています。

そんなとき、借りたいと考えている賃貸物件が全保連などの家賃保証会社を利用していた場合、借主は家賃保証会社が提供している連帯保証人サービスを利用することによって保証人を用意する必要がありません。

連帯保証人サービスを利用するときは有料になりますが、それでも保証人を探す手間が必要ないので大きなメリットになります。

さいきんでは外国人の居住者が増えていますが、不動産会社にとっては、外国人や障害を持つ人、夜のお仕事をしている人に物件を貸すのを嫌がる傾向はいまだに残っています。

外国人の場合は特に保証人を見つけることが難しいので、そんなときに全保連などの家賃保証会社を利用することによって、不動産を借りやすくすることができます。

貸主にとってもメリットがある

また、賃貸物件を貸し出す側にとっても、保証人が必要ないため、保証人がいなくて借りることを諦めていた人たちからも借りてもらうことができるので、空き家率を減らすことができます。

そして何よりも物件を貸し出す側にとって大きな魅力なのが、家賃の滞納や未払いを防ぐことができます。

家賃の滞納や未払いをしている人がいても、大家が自分で取り立てることは現実的に難しい部分があります。

しかし全保連などの家賃保証会社に依頼をすれば、家賃の取り立てを行ってくれますし、家賃が滞納したり未払いをした場合でも代位弁済をしてくれます。

そのため大家にとっては、もし家賃が滞納されたり未払いになったとしても、直接的な被害が少ないと言う安心感を得ることができます。

ただ、家賃保証会社を利用するときは利用料がかかってしまいます。

それぞれの会社によって利用料が異なるので、事前にしっかり確認をしておく必要があります。

また会社によっては代位弁済をするリスクを抱えることを避けるために、強引な取り立てをする可能性もあります。

そうなると所有しているマンションの評判が悪くなってしまったりする可能性もあるので、どのような会社なのかを把握してから契約を結ぶことが必要です。

ただこれからはさらに独り暮らし世帯が増えますし、孤独死が増えることも予想できます。

大家が自分だけで問題を解決することが難しくなってきているので、家賃を保証したり連帯保証人サービスを利用することも必要な時代になっています。

全保連株式会社より引用